通常、EAを挿入したチャート上の通貨ペアが取引対象となりますが、それ以外の通貨ペアを取引対象とすることもできます。そのために、共通ライブラリには[MyOrderSelectSymbol()](<https://toyolab-fx.notion.site/MyOrderSelectSymbol-6303e44e30cc48bc8a4eb7980ae70262>)という関数が用意されています。

例えば、EURUSDのチャートにEAを挿入して、USDJPYを取引したい場合、次のように記述します。

//ティック時実行関数
void Tick()
{
   //取引通貨ペアの変更
   MyOrderSelectSymbol("USDJPY");
   int sig_entry = EntrySignal(); //仕掛けシグナル
   //成行売買
   MyOrderSendMarket(sig_entry, sig_entry, Lots);
}

ただし、ティック時実行関数Tick()は、EAを挿入したチャート上の通貨ペアのティックに合わせて実行されます。[MyOrderSelectSymbol()](<https://toyolab-fx.notion.site/MyOrderSelectSymbol-6303e44e30cc48bc8a4eb7980ae70262>)で変更した通貨ペアのティックのタイミングとは異なるため、トレードの結果が異なることがあります。ご注意ください。