通常、EAを挿入したチャート上の通貨ペアが取引対象となりますが、それ以外の通貨ペアを取引対象とすることもできます。そのために、共通ライブラリにはMyOrderSelectSymbol()
という関数が用意されています。
例えば、EURUSDのチャートにEAを挿入して、USDJPYを取引したい場合、次のように記述します。
//ティック時実行関数
void Tick()
{
//取引通貨ペアの変更
MyOrderSelectSymbol("USDJPY");
int sig_entry = EntrySignal(); //仕掛けシグナル
//成行売買
MyOrderSendMarket(sig_entry, sig_entry, Lots);
}
ただし、ティック時実行関数Tick()
は、EAを挿入したチャート上の通貨ペアのティックに合わせて実行されます。MyOrderSelectSymbol()
で変更した通貨ペアのティックのタイミングとは異なるため、トレードの結果が異なることがあります。ご注意ください。