Block EAには、EAのプログラムを作成するための多くのブロックが用意されています。ただ、これを1個1個組んでいくのは面倒です。

まずは、ブロックを組み合わせたテンプレートを使って、簡単なEAブロックを組んでみましょう。

ここでは一例として、CodeBaseで紹介しているモメンタムを使った途転売買システムを作ってみます。

Block EAを開くと、最初にこのようなブロックが表示されます。ブロックが表示される画面のことを「ワークスペース」と呼びます。

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「セットアップ」は共通ライブラリをインクルードするためのブロックです。これはそのまま使います。

実際に売買するためのブロックは「ティック時実行関数」のブロックに組み込んでいきます。

基本システム

売買するためのブロックとして、「テンプレート」の「基本システム」にいくつかのパターンが用意されています。ここでは、途転売買のシステムを作るので、「途転売買システム」のブロックを選びます。

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このブロックをワークスペースにドラッグして「ティック時実行関数」のブロックに組み込みます。

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これでsig_entryという変数を仕掛けシグナルとした途転売買システムのひな型ができました。

売買シグナル

次に、仕掛けシグナルを組み込みます。

仕掛けシグナル、あるいは手仕舞いシグナルのサンプルは、テンプレートの「売買シグナル」のところに用意されています。

ここでは「売買シグナル」ー「指標のレベル」からモメンタムを使ったブロックを選びます。

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このブロックをワークスペースにドラッグします。

ただし、このブロックは「ティック時実行関数」と同様に関数の形になっているので、「ティック時実行関数」ブロックの中ではなく、そのブロックの下の適当なところに配置します。