あらためてBlock EAで簡単なEAを作る手順を紹介します。
まず、以下のBlock EAのサイトにアクセスしてみましょう。
画面構成はシンプルです。
中央のメインスペースを「ワークスペース」と呼び、ここにブロックを配置していきます。
具体的なブロックは左側のスペース「ツールボックス」にカテゴリー別に用意されています。それぞれのカテゴリーをクリックすると現れます。
作成したブロックに対してできることは上部の「メニューバー」にある通りです。ブロックからmq4、mq5のコードに変換したり、ブロックのデータを読み書きするだけです。
今回作成するEAのロジックは、以下のページに記載されたモメンタムを使った途転売買システムです。
Block EAを立ち上げると、最初にこのブロックがワークスペースに現れます。
ここで、メニューバーの「MQLコードの表示」をクリックすると、このブロックがどのようなコードに変換されるかがわかります。
これを見ると、「セットアップ」ブロックが「LibEA.mqh」のインクルード、「ティック時実行関数」ブロックがTick()関数に対応していることがわかります。
まず、「セットアップ」ブロックの設定で注意するのは、共通ライブラリの保存場所です。
共通ライブラリと作成するmq4/mq5ファイルが同じフォルダに保存されている場合はそのままで構いません。
ただ、共通ライブラリをMT4/MT5のデータフォルダの下の「MQL4\Include」、「MQL5\Include」の下に保存している場合には、「セットアップ」ブロックの「現在の」を「Include」に変えてください。