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口座情報を取得する関数AccountInfoDouble()、AccountInfoInteger()、AccountInfoString()は、MQL4とMQL5とで互換性があります。したがって、サンプルプログラムex10_scr.mq4は、拡張子を「mq5」に代えると、MT5で動作させることができます。
MQL5でのポジション情報の取得方法も、MQL4と同じくポジションを選択してから必要なポジション情報を取得するという方法です。
ただし、ポジションを選択する関数、ポジション情報を取得する関数が異なります。
ポジションの選択方法はいくつかありますが、チケット番号を直接入力して選択する関数は、PositionSelectByTicket()です。チケット番号を引数に入力することで、該当するポジションを選択できます。
ポジションを選択した後にポジション情報を取得する関数は、PositionGetInteger()、PositionGetDouble()、PositionGetString()です。それぞれ引数に取得したいプロパティIDを入力し、該当する情報を戻り値として取得します。
例えば、以下のようなポジション情報があったとします。
これらの情報を取得する関数は、左から順に
PositionGetDouble(POSITION_VOLUME)
PositionGetDouble(POSITION_PRICE_OPEN)
PositionGetDouble(POSITION_PRICE_CURRENT)
PositionGetDouble(POSITION_PROFIT)
となります。