本章に関しても、本書掲載のコードや説明で修正が必要となった箇所はありません。
ただ、タイムフィルタに関して、本書ライブラリのアップデートで、コードの書き方のバリエーションが増えた部分があります。
ある決まった時刻データの作成とか、ある期間の条件の設定の際に、時、分、秒を個別に扱わなくてはいけなかったり、MqlDateTimeといった構造体を使わなくてはいけなかったりと、やりたいことをプログラミングするのに若干煩わしさがあります。
そこで、ライブラリのアップデートで、日時データの作成や日時チェックを簡単に行うための関数を追加しています。
例えば、時・分データを引数として当日の時刻データを作成する**Today()関数とか、開始時・分データと終了時・分データを引数として、現在がその時間内かどうかを判別するisTimeRange()**関数などです。
詳しくは、『MQL4/MQL5共通ライブラリCodeBase』をご覧ください。