このセクションでは、MT4のプログラミングに利用するメタエディターの使い方を説明しています。
本書出版時のMT4では、新規にインストールしたMT4が日本語表記になっていても、メタエディターが英語表記になっていることがありました。
そのため、本書では、メタエディターの表記言語を日本語に変換する方法を説明しています。ただ、現在、インストールしたMT4が日本語表記になっていれば、メタエディターも日本語表記になっているので、特に言語を設定し直す必要はありません。
ほか、プログラムの種類、およびプログラムのコンパイルの説明に変更はありませんが、サンプルプログラムをまとめてダウンロードできるリンクを追加しています。
MT5のプログラミングの方法も、基本的にはMT4と同じです。
MT5からメタエディターを起動するには、「ツール」メニューから「MetaQuotes言語エディタ」を選択するか、ツールバー上の「IDE」と書かれたボタンを押します。
あとは、本書の説明で、以下のように「4」を「5」に変えると、MT5用の説明になります。
MT4のメタエディタとMT5のメタエディタ、どちらもバージョンは「5.00」となっています。どちらも同じバージョンなら同じ使い方ができるはずですが、MT4、MT5本体のアップデートのタイミングでメタエディタのビルドが違うため、MT4とMT5とで違いがあります。
現在、MT5のアップデートが頻繁に行われている関係で、MT5のメタエディターの使い方が変わってきています。
以前「コンパイル」は、メタエディタの「ファイル」メニューの下にありましたが、最近のMT5のメタエディタでは、「ビルド」メニューの下に配置されています。